美濃の国誕生の円空。独特な仏像彫刻は、民衆を苦悩から救う願いを仏像に込め、全国を行脚し生涯に12万体以上を彫ったとされ、当地(旧東村)には、元禄 4年(1691年)、津保街道から放生峠を越え入ったといわれる。
祖師野薬師堂には、長さ 1mを超える薬師如来像(長さ104.4cm×幅 33cm)が 1点、他に月光菩薩像・日光菩薩像や聖観音菩薩 4点、12神将像(子・寅・辰・未・午・申)、仁王像 2点、合計15点が祀られています。(金山町には45体が保存されているという)
円空は、自ら再建した関市弥勒寺で 元禄 8年(1695年)、境内の長良川の畔で即身仏となり、享年64歳で生涯を終えたといいます。
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